後悔した時に見直す習慣

視座
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後悔した時に見直す習慣




僕は後悔したことがたくさんあります。



なんで、もっとやりこまなかったんだ?
なんで、ちょっとめんどくさいと思って、突き詰めなかったんだ?
なんで、ちょっとビビって行かなかったんだ?
積み重ねのことをやらなかったんだ?
なんで、まだまだしょぼいのに安心してしまったんだ?
なんで、もっと素直になれなかったんだ?




「成果が出ている人の視点」と「成果を出していない人の視点」というのはまったく違います。




だから、「成果が出ている人に言っていることは素直にやろうよ」ということを、1年前、東京の懇親会の時に指摘されました。





正直、めちゃくちゃムカつきました。





なんで、この人にこんなことを言われなくてはいけないんだ。
俺のやり方でやっていく。

そんなことを1年前の僕は思っていました。





でも、指摘されたことがずっと残っていたんです。





当時は、月5万円も稼げなかった時期でした。


「これ以上稼げる方法を知らない」と悩んでいた時期です。




そこで、何かのヒントにならないかなと思って、東京まで懇親会に参加しました。



それで、言われた言葉が先ほどの言葉でした。




当時の僕に、「なんで何かを掴むため参加したのに、指摘をされたら反抗的になっているんだよ」と言ってあげたいです。

意味わからんですよね。




たぶん、優しい言葉を掛けてほしかったのだと思います。




でも、それが、


本当は心の中では気づいていて、図星言われたばかりに


それを隠すために感情的になったのだと思います。






本当に、無駄なプライドだったなーと思います。


だから、お前は成長しないんだよ、と。






成長するためには、コンフォートゾーンと言われる気持ち良いゾーンから

・痛い
・気持ち悪い
・不快

と感じるコンフォートゾーンの外に出なければなりません。



僕は、いま朝早く起きて、朝活することに挑戦しています。



いままでは、昼と夜が逆転していて、集中力も無くなるし、布団でダラダラしていて、始めるまでが長い。

だから、生活習慣を見直そうとしています。





前職時代も、辛くて辞めようかとボロボロの状態から立ち直ったのも、朝活を始めてからでした。





午前5時に起きて、トイレに行って、歯磨きして、水をコップ一杯飲んで、タバタ式トレーニングという運動をして、瞑想して、紙に書き出して、その後に職場に6時15分くらいに出勤して、みんなが出勤する2時間で重めの仕事を
オラオラオラオラッッッッッとやっていました。






すると、明らかに生産性が違います。



午前中には、ほとんど終わっている状態。



18時間断食で体調も整えていました。




夜は21時に寝て、8時間睡眠。




そんな生活を送っていたんですね。




これを経験して、「上手くいっている人は何かしらやっている」と感じました。




そのことを思い出して、もう一度あの頃の生活に戻そうといまやっています。





でも、最初は、ものすごい不快感が襲ってきます。

「もう少し寝よう」
「明日からやろう」
「今日は辞めておこう」

と変な言い訳が思い浮かんでくる。





人は現状維持のために働いているので、変わろうとすると、輪ゴムみたいに強烈に元に引き戻そうとします。

だから、

・ダイエットしよう!
・勉強しよう!
・運動しよう!

と思っても、3日坊主になってしまう。





特に、マインド(考え方)とかはそうだと思います。



このマインドいいな〜と思っても、1日経つと忘れてしまいます。





例えば、

・成果が出ている人から言われたことを素直にやること
・後からやると忘れるからすぐに行動すること
・毎日、アウトプットして思考を鍛えること



自分よりも成果が出ている人に、こんなアドバイスをもらったのに、「なるほど〜」とだけ思って、結局、やらない。

これも過去の僕でした。



なるほど〜、じゃねぇよ。マジで。笑




僕の知り合いには、失敗にビビらなくて、挑戦的な人がいます。




もちろん、失敗はたくさんするのですが、この人とお酒を飲むと、失敗談をネタにして笑わせてきます。



「この前、東京の会員制のバーに行ってきて、カウンターで1人で飲んでいたわけよ。そしたら、隣にめっちゃ美人がいたから、声掛けたら嫌な顔されて無視されちゃったよー」

と言いながら、隣の席にいた女性グループに声を掛けていました。笑





この姿勢って、めっちゃすげーと思います。





自分だったら、美人の女性にビビって声を掛けられないし、そんな経験をしたら

「どうせ、上手くいかない」

と声も掛けられなかったと思います。




この人は、


「人生のネタを増やすために、どんどん挑戦している。そうすると、人生も面白くなるし、新しい挑戦も苦ではなくなる。」


と言っていた。




別にコケても良くね?マインドが半端ない。


最終的に、取り返せばいいーじゃん。マインド。





あとは、ネガティブなものに触れないこと。とも言っていました。



僕は、前職を辞めてから人脈・スキル・経験なしで起業に挑戦しました。



いまでさえ、何とかなっていますが、当時は、本当に怖かった。






1日中、図書館や学習スペースに行って、ずっと1人でパソコンに向かってい
ました。






そして、深夜2時になると、閉じ込めていた本音が出てきます。

「本当に上手くいくだろうか….」
「会社員に戻ったほうがいいかも…」
「このままやっていっても意味があるのだろうか…」






そんな時は、ポジティブな動画を無理やり見て、自分を励ましていました。



だから、ネガティブなものには触れないです。



僕は、ネガティブなことを言う友人や知人がいれば、「この人と関わるのをやめよう」と、すぐに離れるようにしています。

情報もシャットアウトです。



そのぐらいシビアにやれないと、本当の自分が出てくるからです。



いまの僕には、弊害しかありません。





人には、現状維持の他にも、損失回避という性質もあります。



損をしたくないんですね。



だから、安全な(コンフォートゾーン内)ところに留まるそうです。



基本的に失敗するのって怖いじゃないですか?



だから、現状に留まるし(現状維持)、失敗して損をしたくないから動かない(損失回避)。



まぁー、それを逆手に取る方法もありますが。






あと、文章を学ぶために、言葉も学んできたから言えますが、「どんな言葉を使うか」というのは大事。



できないと言えば、自分の中の無意識ができない理由を探す。



逆に、できると思えば、自分の中の無意識ができる理由を探します。



「こいつスピリチャル的なこと言ってるなー」と思っているかもしれませんが、本当にそのとおりなのです。





周りの上手くいっている人を思い浮かべてほしいのですが、




どんな言葉を使っているかで、その人が上手くいっているのか・上手くいっていないのか違います。





これは、カラーバス効果とも言えます。




占いでラッキーカラーが赤を意識すれば、街に出掛けると無意識に赤ばかりを意識するそうです。





だから、

ネガティブなことを言えば、ネガティブなことばかりを無意識に探してしまうし、


ポジティブなことを言えば、ポジティブなことばかりを無意識に探します。



これは、コーティングの世界では「RAS」とも言われているそうです。





だからこそ、使う言葉や触れる情報、関わる人は、自分のためにもシビアにいかないといけません。






あとはネガティブになる時って、基本的に期待値が高すぎるんです。



だから、余計ヘコむ。





副業始めて、6ヶ月で1万円しか稼げていない時でも、才能ないんだー。ではなくて、自分の手で1万円を稼げるだけでも十分すごいことです。






そのあとは、

「スキルを上げて単価を上げる」
「クライアントとの関係性を高めて、単価の交渉をしてみる」
「営業してクライアントの数を増やしてみる」

と色々はたくさんあります。




自分には才能がない。なんてことはありません。






僕は、月5万円しか稼げない時に、それに気づかされて、
「俺バカなんだー。」
と思いましたが、それがかなりの進歩でした。






それから、もう成果が出ている人の言うことを素直に実行していきました。



例えば、「勉強しろー!」と言われたので、学んで学んで学びまくりました。



正直、超楽しいです。


知らないことを知る楽しさ。
何かに夢中になっている時の楽しさ。







そして、知らないことだったことが自分の中で知っていることになってくる。



そしてそれを使って、どんどん収入も増えていきました。







賢い人たちはこうやって生きているのか。
そりゃ楽勝なはずだわな。



虚勢を張ってないんだから、どんどん自力を高めているんだから。






ずるいわこれ。ずるい。

「知っているか」「知らないか」って、本当に差があると感じます。





起業の世界は、中卒社長なんてゴロゴロいます。


そんな人が年の利益が1億円を超えていたりします。





え?こいつが?という風貌のおっさんが、本当にものすごい金額を稼いでたりします。





その辺のオタクみたいなルックスのおにーさんが
寝ていても300万円だったりします。







「本当は悪いことをしているんじゃないか?」と思っていましたが、

そーゆうおっさんやオタクも、一度話し始めると、

おいさっきまでの間抜けの顔はどうした?


と変貌を遂げます。







やべえ。すげえ。かっけえ。そりゃーこうなるわ。





アホみたいな感想ですが、
本当にこんなことしか思いつきませんでした。





もっと知りたい。
賢くなりたい。







さらに驚くのが、そんな人たちが


「世の中すげー奴たくさんいるぜ、俺らバカだからまだまだ勉強せんとな」


とか笑いながら言ってることです。






オタク起業家もルックスはそんな感じですけど、自信が全然違っていました。






こんな動画がある。



これ、「もう会社員に戻ろう」「もうダメかもしれない」と諦めそうになった時に、見ていた動画です。






息をしたい。それくらいの気持ちでやる。ってことだ。





結局やるだけなんだよ。
やる以外ないんだ。


ビビってたらダメ。怠けていたらダメ。





僕は、すぐに忘れるのでスマホの画面にしています。

人はすぐに忘れてしまいます。




勉強したこと。

泣くほど悔しかったこと。

「人生を変えるなら今しかねぇー!」と決意したあの日。




だから、何度も復習して思い出すことをしなきゃなーと思います。





ノートにメモすれば、あの時の気持ちを忘れません。







お前は、バカだから、

素直になって言われたことをやる。
何度も動画を見て復習する。
学んだことはアウトプットする。
いま、苦労すれば後から楽になる。
学ぶことを止めない。
無駄なプライドを捨てる。







過去のノートを見返したら、こんなことが書いてありました。




忘れていたことがまた思い出した。




最近は、1年前と比べて気が緩み始めていました。






ずっと稼げない時期が長ったから、やっと成果が出始めた今は、「少し休憩したいなー」となっていました。






今月もタイ・インド・ベトナムに1週間もいて、9時間しかパソコンを触っていない。







その他にも東京 → 仙台 → 静岡 → 山形 → 栃木と移動して、ほとんど作業をしていない。






今月は旅行だらけ。






それでも、今月は100万円以上の利益になっている。







それに、

人脈も知識もスキルも経験もまったく無い状態から、たった1人でここまで来れたから、どうせ、どうにかなるだろう。

と心の中で安心してしまっていた。









そんな時に、「お金を払うから東海林から学びたい」という友人が声を掛けてきました。




いま、色々と教えているのですが、

「なんでこれやってないの?言う事聞くって言ったでしょ」的な感じで指摘すると、



悔しすぎてむかつく
やれることはやる
再現性のあることをやる
自分のやれることはやる
やるやるやるやるやるやるやるやるやる



という返信が来た。





、、、、、、こいつやべぇぇぇぇーーーー、おれ、余裕感じている暇なんて全然ねぇぇぇぇーーーー

てか、おれ、マインド的にこいつに抜かれてね???
余裕ぶっている場合なんて全然ねぇ。

もし、おれが逆の立場だったら、友人に対して、ここまで素直になれる?
むしろ、逆ギレしてそう
…….








だからこそ、いままで自分が失敗してきた経験や

合計300万円以上のお金を払って得た情報や知識をすべて伝えている。




本当はここまで出したくないなー、教えたくないなー、

と思うことまで、本当に全部伝えている。







絶対にこいつを成功させてやる!これがおれの至上命題だ!!!と本気で思っている。







正確には、そう思わせる人間的魅力がこの人にはある。





プライドを捨てて素直になることは、こんな良いことがある。




教える立場になって、あー、もっと早く気づいていたらなー、と後悔した。



僕は、素直になる重要性に気づいたのは、1年経ってから。




対して、この友人は、、、、




この友人は、心の底から成功したい。と強く思っている。




人生が変わる瞬間って、どれだけこの気持ちになれるかどうか。




俺もそうだった。




本気で変わりたい。いま変われなかったら一生できない。何でもやってやる。と、強い気持ちだった。




でも、いまは?




やべー、普通に負けている。




起業の世界で見れば、僕なんてまだまだ。




また1年前みたいに、ガムシャラにやっていた頃のように、気を引き締めようと思った。





負けてやれねー。もっともっと成長してやる。そして、それを人生を掛けてお願いしている友人にも還元する。


と、この友人が逆に僕をやる気にさせてくれた。




あー、俺って、まだまだしょぼい人間だ。




もっともっとやれることは全然あるのに。





そんな後悔を最近したので、

いつでもこの気持ちを思い出すためのメモ代わりで、アウトプットしました。




ということで、今回の話は、後悔したときを思い出せ。という話でした。

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