「バカな」と「なるほど」という本を読んで。これは最強だと思ったこと。

その他
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「バカな」と「なるほど」

少し古い本ですが、インパクトのあるタイトルに惹かれて読んでみました。


「バカな」と「なるほど」この両輪を回すのが最強だと感じたので、備忘録代わりに書いていきます。


その中で気になる部分を引用してみました。

差別性とは、多くの企業がとっている常識的な戦略とちがう戦略、つまり非常識な戦略である。平たくいえば、「バカな」といわれるくらい他社とちがう戦略である。 もう一つの条件は、合理性である。よく考えられていること、理屈に合うこと、論理的であることである。平たくいえば、「なるほど」と納得のできることである。

なるほどなーと関心しました。


本って、こうやって新たな気づきを与えてくれるので良いです。


気づきというか、視点かな。


色んな角度から物事を観察できると客観的になれます。


ある本で見つけましたが、客観的になるために、心理療法の世界で「メタファー」という技法がおすすめらしいです。


「メタファー」とは、比喩表現を使って表すことらしいのですが、


例えば、

「お金は時間だー!」
「社員は家族だー!」

という感じです。


これを心理療法の世界で、どうやって見るかというと、

・自分の精神を雲のような存在になって、肉体だけの自分を見つめる
・鳥になって、肉体だけの自分を見つめる
・自分を壁の存在になって、肉体だけの自分を見つめる

のように、精神と肉体を切り離して、自分を他人のように見るという技法です。

自分のことを客観的に見るのは難しい

僕、これをよくやっているのですが効果あります。


というもの、どれだけ自分のことが客観的と思っていても無理なんですよね。


例えば、

東海林さんってなんでそんなに色々と動くことができるんですか?って、相談をよく受けるのですが、

「そんなやってみないと分かりませんから、とりあえずやってみましょ!」


と答えるのですが、いざ自分が逆の立場になると動けません。


やばい俺、他の人にあんなこと言っているけど、逆に自分が動いていなくね?

となるのです。



なんで他人に対しては、あんな言葉を掛けられるのに、自分のことになると動けないんですかね?



だから、メタファーという方法を知ってから試しにやってみたら、めっちゃいい!となりました。


そのおかげで、行動することに怖くありません。


もう一人の僕が
「そんなやってみないと分かりませんから、とりあえずやってみましょ!」
って、声を掛けてくれるみたいな。


これも視点をたくさん持っていたおかげです。


視点が1つしかないと、自分が知っている世界しか信じませんし、知らない世界のことは拒絶します。


恐らく、先ほどのメタファーと聞いても、胡散臭い!と一言で終わられてやらないと思います。


すごく勿体ないですよね。


知らない世界のことはどんどんやっていくべきだと僕は思っています。


なぜなら、その先には想像を超えた楽しい世界が待っているかもしれないじゃないですか?

すべてはライティング


僕も、最初はライティングとか興味がありませんでした。


むしろ、なんか地味だし、もっと派手なことをやりたい。と思っていました。


でも、勉強していったら、ライティングがめちゃくちゃ大事なことに気づかせてくれました。


てか、商売って、ライティングに集約されているよね!?と気づくことができたのですから。


人を集めるのも、商品の魅力を伝えるもの、自分のことを知ってもらうことも、商品を作るのも、商品を売るのも、全部ライティングが必要だって、気づきました。


これも視点をたくさん持っていたおかげです。


つまり、柔軟性を持つとも言えるなーと感じました。


僕は、本当に運がよかったです。それに、早い段階に気づくことができて。


視点が1つしかないと、これはダメ、これを良い、という白と黒の考えしかできません。


だから、「なんでこの人はこの行動をしたのだろう?」と1歩引いて考えができないんですね。


これがないと、例えば、一回上手くいかなくなった時に、立て直しが効かなくなります。

これしかない!って、試して、上手くいかないとすぐに辞める。


これって、誰でも言えることですが、1回で上手くいくことって、なかなかありません。


そういう人に限って、失敗から立ち直れなくて挫折して、失敗が怖くて挑戦ができないんです。


でも、逆にいえば、これを知っていれば、視点を変えることができて動くことが怖くなくなります。


伸びしろしかないわけです。

固定された考えを破壊するには?

起業前の僕もそんな感じでした。


1つしかないので、失敗していけない…どうしよう….失敗したらみんな笑うだろうな….って感じでした。


実際、本当に失敗だらけでした。笑


なーにも上手くいかなかったんですよね。

おれ、才能ねーや、もうやめよっかなー、って思っていました。


でも、本を読んでいくうちに、そういう考えも次第に減っていきました。


いや、これはネタになるし、誰も俺のこと見てねーし、やるしかねー!という考えにシフトしたわけです。


思考をガラっと変えました。


それも知らない世界を受け入れたからです。


勉強って本当に重要で、固定されている考えを取り除くことができます。


逆に、プライドがある人は、一度信じたことを覆すことができません。


自分のことが否定されるからです。


僕もずっとそんなそんな感じでした。


でも、そんなことしても意味がないなーと感じたので、今では素直に学ぶことにしています。
プライドは邪魔であること



そして、これは、ビジネスでも言えることです。


僕は、起業して1年が経過しましたが、とにかく情報を集めました。


副業の種類、クライアントワークのこと、YouTube動画編集、YouTube運用代行、ビジネス全体像、情報発信、マーケティング、ライティング


その中で、気づいたことがあるのですが、その業界の常識があるということです。


僕は、YouTube台本をメインで活動をしていたわけなので、色んな業界の知識を入れなくてはいけませんでした。


合計で11ジャンルの業界を執筆したのですが、どの業界にも常識が存在しています。


例えば、このブログでもそうです。


ブログはSEO対策をしないと意味がないと一般的に言われているわけで、正直、ブロガーの人たちからすると、僕の使い方って意味不明わけです。

非常識なことが真実だってある

しかし、非常識なことが真実だってあり得ます。


このライティングも、バリバリのSEOライターやWebライターからしたら、は!?って感じです。


でも、冒頭にもあった、非常識 × 合理性で考えることで差別化できるし、例え、実績がなくとも、人脈がなくとも、結果を出すことができると勉強して学びました。


もともと業界の人たちからすれば、
「そんなのあり得ない!」
「そんなの聞いたことがない!」
「意味が分からない」

って、思うかもしれません。


ただ、他の業界の良いところを取り入れていますので
それだけで、差別化が簡単にできることもあります。


だから、他の人からすれば、「は!?意味が分からん」ってなるのです。


僕もそう思った1人です。


もちろん、業界の常識を理解した上で、非常識、つまりバカだと思われることをしています。


そのためにも、視点をいくつも持って、外の世界も知らなければなりません。


僕は、これを大事にしています。


なぜなら、固定概念に縛られて、「そんなのあり得ない!」と言う側になってしまうからです。


あと、純粋に面白いです。


色んな世界を知ると刺激的で、それこそ色んな視点を授けてくれます。


その時は、うぉぉぉぉぉーーーーー!っと、興奮します。


だから、学ぶことって重要だなと感じるのです。


これからも、色んな視点を持って、「バカな」と「なるほど」を組み合わせたことをどんどんやっていきます。


ということで、今回は、「バカな」と「なるほど」という本を読んで感じたことを思いのまま書いてみました。


では!

26歳で8年間の公務員を辞めてスキルなし・知識なし・人脈なしから起業した男の物語