プライドを捨てて、素直な奴が得をすること

体験
体験視座

素直な後輩

プライドは本当に邪魔です。


逆に、素直になると
良いことしかありません。


前職時代、高卒で入ったきた後輩に、
素直な奴がいました。


どんなに上司や先輩に指摘されても

「頑張ります!」
「ありがとうございます!」
「やります!」

って、大きな声で答えていたのです。


素直過ぎるぐらい、
言われたことを忠実にこなしていたんです。


こいつ、口だけではなくて実際に行動してくれている

上司や先輩の立場からすると、
そんなことを思えるので
気持ちいいんですよね。



自分が指摘したことをすぐに行動に移してくれるので、育てがいがあります。



部下や後輩を持ったことがある人なら分かると思いますが、指摘するのってエネルギーがいるんですね。


自分の仕事で精一杯なのに、部下や後輩の管理までしないといけないので。


正直、面倒くさいんですよ。


だから、指摘されて無視する奴は見放されます。

プライドが高い21歳

これ、21歳の時の僕です。


当時の僕は物凄くプライドが高かったので、
指摘されると

「そんなこと分かっている」
「なんでおれがこんなことを言われなくてはいけないの?」
「分かっていないのはこいつ」

と反抗していたんですね。



当然、僕の気持ちを気づいてくださいーと
言わんばかりに態度にも出ていました。


だから、
「そういう奴は何を言っても意味がない」
と見切られたのです。



その影響で、徐々に指摘される回数や
僕に話しをかける人も減っていきました。


しかし、当時の僕はこれを
“自分が優秀だから”
と勘違いしていたのです。


アホだと思いませんか?


正直、今の僕がこれを聞いたら、
アホだと感じます。


見ている世界がまったく違うんですね。


立場が違うと、

相手が思っていることと自分が思っていることって、
違うんですよ。

見ている世界


これって、ライティングの勉強したからこそはっきり言えることです。


その例が仕掛ける側と仕掛けられる側。


仕掛ける側というのは、商品を買ってもらうために色んな仕掛けをする立場のことです。


プロデューサーやマーケターとかそうです。


例えば、流行ってなんで
発生するか分かりますか?


それは意図してやっているからです。


メディアや煽動の力を使って、
自分有利に誘導していきます。


これは最近、僕も仕掛ける側の世界に
少しだけ関わることがあったので
知ったことです。


でも、本当に奥が深くて、
僕が知ったのはほんの一部だと思います。



対して、仕掛けられる側は、意図していることを知らずに

みんながやっているからやろー、きっと良いものだ!

という感じで、流行の手助けをしているわけです。


そうなってしまうと、
自分の判断基準が「みんなと一緒」ということになるので、
人気が落ちてきて、他が流行してきたら、
すぐに次の流行に移ってしまいます。



隣の芝生が青く見れる理由もこれと一緒です。


だからこそ、何度も言っていることですが、
知っていると知らないは大きく違います。


どれくらいかというと、さっきの話でいう

仕掛ける側=上司・先輩
仕掛けられる側=21歳の東海林 章

のように見ている世界が違うわけです。


…..少し話の趣旨が変わってきたので
元に戻します。

素直になるメリット


そんなプライドの塊だった僕なので、
誰も指摘してくれる人がいなくなりました。


そうなると、ミスや悪いところがあっても
東海林だからしょうがないよねー
と無視されるわけです。


これでは、成長ができません。


一方、高卒で入ってきた後輩は
最初は、「こいつ大丈夫か?」って思うぐらいポンコツだったんですけど、

素直なのでみんなが集まってきて、
色んなことを教えてもらい、
大切に育てられました。



その結果、ものすごい勢いで成長していき、すぐに僕を追い越して、出世をしていたのです。


僕は、その後輩が入ってきた時、
「こいつは全然使えねー、ポンコツ過ぎんだろ」
と思っていました。


それが、成長して僕を追い越していったわけです。


プライドがズタズタにされました。


しかも、出世しても謙虚なので、
さらに人も集まってきます。


これを経験して、プライドって邪魔だと
感じることができたのです。


僕は運が良いです。


このことに一生気づけなかったら、
ずっとプライドが高いままに
なることでした。



そこから、
その後輩の真似をして素直になったら
徐々に話掛けられるようになったし、
色んなアドバスも受けるようになりました。



そして、アドバスをもらったら、

ありがとうございます!

と大きな声で返事をしてすぐに実行していったのです。


そのおかげで、成長でき、
“仕掛ける側”の世界にいくことができました。


そして、両方の世界を経験して、
見ている世界って本当に違うなーと
感じました。


本当にプライドって邪魔です。


機会損失なんですよ。


人に好かれないから周りに集まらないし、

人が集まらないから情報を
知ることができないし、

それに自分の悪いところを
一生改善できません。


だから、プライドを捨てて、
素直になろーって思えるんです。


それは、言われたことを
とりあえずやることでも言えます。



「これをやっても効果がない」
と確信がなければ、
基本的にとりあえずやってみることです。


もっと分かりやすく言えば、イエスマンです。


イエスマンになる良いことは
こちらの記事でも書いています。
消極的な性格でマイナスだったけど、「イエスマン」になると良いことがたくさん起きた。



そのほうが圧倒的に幸せだし、
楽しい人生を送れると思うので。


今もそのことは心がけしてます。


と、いうことで今日はここまで。


プライドを捨てて、素直な奴が得をすること
でした!


では!

26歳で8年間の公務員を辞めてスキルなし・知識なし・人脈なしから起業した男の物語